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消費税引き上げ問題 [生活]

≪政府・与党は30日夕、社会保障改革検討本部(本部長・菅直人首相)の
会合を開き、消費増税を盛り込んだ社会保障と税の一体改革案を決定した≫
消費税10%「10年代半ば」=民主配慮、時期ぼかす―政府・与党が一体改革案決定

このニュースを聞いて思うことは、消費税が仮に10%となった場合の
家計への影響です。

単純に現在より5%増えるわけですから、年間の支出も当然増えます。
景気の低迷により財布のひもが固い状況での支出増はかなりの痛手です。

先日のニュースでも、小遣いが戦後最悪の水準となったとありました。
収入が減ってくると、生活の為に少しでも安いものを購入するようになります。

昨今の価格競争は激しいものがあり、薄型テレビは2年前に自分が購入した価格
がウソのような状況です。
消費者が求める以上に低価格競争が進んでいます。
安くないと売れないという考えが蔓延しているようです。

当然、その影響はメーカー側にも出てきます。
価格を下げないと売れないが、それでは利益が出ない。
⇒生産の見直しをする
⇒生産拠点の海外移転
⇒国内経済の空洞化
⇒景気悪化に伴う税収の不足
⇒社会保障や年金への影響が出る
という感じです。

将来のことを考えると、国の借金もありますし、高齢化社会の問題
もあります。その点からも増税による財源の確保は重要な課題です。

しかし、個人の収入が増えないと、消費も進まないし、安易な低価格
競争を招きます。
個人的には、景気の回復を強く望みます。
震災の影響や電力不足の影響で益々状況が悪くなっています。

増税自体に反対ではありませんが、受け入れることのできる状況を
作って欲しいです。公益法人への天下りだとか、多すぎる国会議員の
削減問題だとか、まずはそういう点から財源の確保を行って貰い、経済
再生の方針を明確に打ち出してから、増税の議論へと移ってもらいたい
ものです。



意味のない権力闘争は、もううんざりです。
選挙で投票する気にもなれません。



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