SSブログ

脱原発を否決・・・ [生活]

この時期、株主総会が多く開催されていますが、
中でも注目されるのが、電欲会社の株主総会かと思います。

そして、その株主総会にて、東電・中部・九電において
脱原発の株主提案が否決されたとのこと。

当然ながら
「経済性のために安全性を犠牲にしたのではないか」

「原発事業を進めるメリットはあるのか」

という反対意見が出ていますが、
銀行などの大株主が原発継続を主張する電経営陣の支持に
回り、議案は反対多数で否決されたというのです。

電力会社も、株価が下がれば、経営状態が悪くなるわけですから
そうならないための対策を考えなければなりません。

≪太陽光発電などはコストが割高。≫

≪原子力発電は環境保護など総合的な観点から必要なエネルギー≫

≪原発の安全性と信頼性を高め、安定供給に努めることが株価の上昇
につながる。原発を止めれば株価が大きく下がる可能性が高い≫

というのが電力会社側の意見です。
また、経済産業大臣が九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)の再稼働を
要請とあります。
<玄海原発>海江田経産相が29日佐賀訪問 再稼働要請で

震災の影響で、国内企業もかなりのダメージを受けています。
原料の調達が困難になり生産が出来ないということと、節電要請
に伴う生産の低下が原因です。

実際、国内における生産拠点の分散や海外への移転など様々な
対策をとる企業が増えてきました。

不況の世の中、もしも日本から企業の海外移転が進んでいけば
日本での就労が困難になりかねません。
特に、自動車メーカーがそうなった場合は心配です。
株価が下がれば、経営状況が悪くなり、リストラなどが増える。
そして、失業者が増える。国内の景気がますます悪くなる。
という意見、考えもあります。

今年の夏の電力不足は深刻なものだと言われますが、
実際のところ、どうなるのかは意見が分かれます。
大停電が起こる、いや起こらないと様々な意見があります。

代替エネルギーの推進と脱原発は同時進行でなければ
いけないと考えます。

生活においては、不便を強いられると不満が出ます。
当たり前に電気がついて、水道が出る。といったライフラインの問題
は、それが当たり前に出来ないと不満となります。

脱原発を訴える人の意見、推進を訴える人の意見
どちらが正しいかという判断は難しいものです。
しかし、自分の生活の中でそれを受け入れることが出来る方法は
どれかという点から考えてみるのも一つの方法ではないでしょうか。



本日の記事の参考文献
東電株主総会:「原発撤退」は否決 勝俣会長続投
<電力株主総会>「脱原発」中部と九州も否決
北陸電:脱原発「株価が下がる」 株主総会で社長



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。